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2012年1月29日 (日)

生垣=いきぐね

やさとでは垣根を「くね」と言います。生垣は「いきぐね」。
とくに目を引くのは屋敷を囲む高垣で、高さ5mにもなります。
茅葺き屋根を風から守り、さらに火事のときは延焼を防ぐためにつくられてきました。
写真のお宅のおばあちゃんは
「私が嫁いできたときは、この高さでしたよ。昔はくねの内側に、もみじが並んで植わってました」と言います。
この高さになると毎年冬の剪定は植木職人がハシゴをかけての大仕事。手入れの費用もかかります。
それでも伐らずに残されているのは、家と庭を含めた屋敷全体を整えて風情を楽しむ「やさと気質」があればこそ。
いきぐねは茅葺き以外の家屋にも、やさとのあちこちに見られます。ぜひ探してみてください。

Ikigune1

三輪家は母屋、書院、門の3棟が茅葺き。屋敷の外側を、モチノキの「いきぐね」が囲んでいます。

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