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2011年2月12日 (土)

やさと周辺の茅葺き民家 1

やさと周辺の茅葺き民家は、庭や門などを含めた屋敷とともに代々大切に引き継がれてきました。現在は3棟が国指定の史跡や、国の登録有形文化財になっています。ここに紹介するほかにも、美しく整えられた民家は数多く、いずれの屋敷にも、日々手入れを怠らない農村の暮らしぶりの一端を見ることができます。

佐久良東雄旧宅

国学を修めた歌人、佐久良東雄(さくらあずまお)は、尊皇攘夷の志士として知られます。生家は江戸時代天明期の1751年の築。母屋と長屋門の茅葺き屋根2棟を残し、土蔵や生け垣のある落ち着いた屋敷構えは、国指定の史跡です。現在も民家として居住しながら、手入れがなされています。

Sakuraazumao

大場家

夏から秋にはブドウ狩りで賑わう大場観光ぶどう園。ぶどう棚を抜けると庭が整えられ、江戸時代末期に建てられた茅葺きの母屋は、現在も園主夫妻の住まいになっています。竹簀巻きに装飾を施した大名ぐしと呼ばれる棟や、棟の小口を飾る松竹梅など、屋根には筑波流茅手の粋な手技がいっぱい。平成17年、国の登録有形文化財になりました。駐車場には大型バスも停車できます。

Ooba

坂入家

ハウスを見下ろす南向きの高台に建つイチゴ農家の母屋です。東側には手入れされた日当たりのよい庭が続いています。江戸時代の建物は明治24年に改築されました。間口は12間。やさとでも有数の大きさを誇ります。軒を飾る7層のトオシモノも見事。現在も3世代が居住しています。平成22年、国の登録有形文化財になりました。辻地区のいちご団地にある丸坂いちご園を利用すると案内が受けられます。

Sakairi

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