2024年12月31日 (火)

茅刈り応援団 1月シリーズ ご協力お願いします!

Dsc_0940ss

2025年は屋根補修による茅(ススキ)の需要が多く、

これまでの茅場に加えて

つくば市内で新たにススキ原を見つけて刈り採ることにしました。

1月は4会場で6日間の茅刈りを行います。ご協力お願いいたします!

 

●8日 桜川市真壁町上曽トンネル出口

…桜川市真壁福祉センター集合

●10&11日 葛城の森

…つくば市学園の森3丁目・スーパーセンタートライアル裏

●11&12日 濱田窯

●13日  みどりの

…つくば市谷田部(駐車場/学園の森義務教育学校)

●18&19日 サイバーダイン …調整中のため参加受付は1月6日以降予定

…つくば市学園の森2丁目・イーアスつくばの北西隣区画

 

○各日午前9時集合、午後4時解散。半日参加可。

○集合場所はお申し込み後にメールにてお知らせします。

○昼食、茶菓子、軍手はこちらで用意します。

 作業着(長袖長ズボン)、帽子、

 腕カバー(茅の葉から手首を保護するため)

 鎌(持っている方) などは各自ご用意ください。

○参加費 無料 参加される方は事前にお申し込みください。

        保存会負担で傷害保険に加入いたします。

 

★参加申し込み 以下よりお申し込みください。

茅刈り参加申込フォーム

 

※雨天などによる日程変更や中止の際は当日午前7時までにメールにてお知らせします。

 

12月の茅刈り ありがとうございました!

12月21&22日 高エネルギー加速器研究機構(つくば市)
12月25&26日 茨城県畜産センター(石岡市)

お天気にも恵まれ予定どおり茅刈りを行いました。

高エネ研は延べ51人参加で58駄(348束)

畜産センターは延べ41人参加で50駄(300束)

さらに25日午後には

桜川市五反田の茅場で10駄を刈り

それぞれ利用する民家に運びました。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

 

※高エネ研のSNSにもご紹介いただきました!

12/21

https://x.com/kek_jp/status/1870423978550145445

https://www.facebook.com/KEK.JP/posts/pfbid02Vbcp1eEMrP1uGUwnWWTSr8nUKwvD7u6zLFGcMwtcVs6PoKqKNSQjUaTYm7jQWDjPl


12/23

https://twitter.com/kek_jp/status/1871134014687592489

https://www.facebook.com/KEK.JP/posts/pfbid0QLV9vcQDRE6pTVcwFUYdCmUMe2UbiDbJ1zPyiNwJHGAr7SLJRBKPMKxFu9gUCFLAl

 

Line_album_20241221__241231_17

▲高エネ研の茅場は近年衰退が進んでいますが、場所を選んで刈り取りました。

32432_0

▲筑波山をバックに、束ねた茅(ススキ)を運びます。

Line_album_20241221__241231_13

▲トラックに積んで運び出します。

32529_0

▲畜産センターの茅場は昨年以上に採れました。さらに手入れができれば、さらにたくさん採れそうです。

2024年11月30日 (土)

2024年 茅刈りボランティア ご協力お願いします!

231217kouene01s_20241130134501 

筑波山麓の茅葺き民家の屋根補修に使う茅(ススキ)を刈り集めます。今年で21年目となるボランティアの皆さんによる茅刈りは

茅葺き屋根維持存続の大きな力となってきました。ありがとうございます。

今年はつくば市内の高エネルギー加速器研究機構と、石岡市内の県畜産センターにて行います。

ご協力いただける方を広く募集中です。どうぞよろしくお願いいたします。

 

●スケジュール

12月21&22日 高エネルギー加速器研究機構(つくば市大穂) 雨天予備日23&24日
12月25&26日 茨城県畜産センター(石岡市根小屋)雨天予備日27日

 

●集合 各会場現地 午前9時 

 

●地図

高エネルギー加速器研究機構 入り口ゲート左手駐車場

県畜産センター 

 

●昼食、茶菓子、軍手はこちらで用意します。

 作業着(長袖長ズボン)、帽子、

 腕カバー(茅の葉から手首を保護するため)

 鎌(持っている方) などは各自ご用意ください。

 

●参加費 無料 参加される方は事前にお申し込みください。

        保存会負担で傷害保険に加入いたします。

 

★参加申し込み 以下よりお申し込みください。

茅刈り参加申込フォーム

 

※雨天時などの日程変更、実施の有無は当日午前7時までにメールにてお知らせいたします。

 

2024年10月28日 (月)

11/3(日) 竹林整備の助っ人募集= 屋根に使う竹を伐る+竹炭づくり

竹は茅と並ぶ材料として茅葺き屋根に大量に使われています。
やさと地区の茅葺き民家「おばあちゃん家」では一昨年から裏山の竹林で屋根用の真竹を伐るとともに、枯れ竹や落とした枝を竹炭にして活用。荒れていた竹林を再生しました。

 

竹伐りの適期は初霜前の新月頃というわけで

今年は11月3日(日)に作業します。
伐った竹はやさとの茅葺き民家の補修に利用。伐りだしのほか、併せて竹炭づくりも行います。

 

一緒に作業してくださる方、ぜひよろしくお願いします。

 

●11月3日(日)  9時〜16時ぐらい
   途中参加、途中抜けOK。予備日は翌日4日(月・祝振)。

場所:八郷茅葺きのおばあちゃん家集合
   現場は歩いて5分ぐらいの裏の山

  茨城県石岡市上青柳78

 

駐車場:家の前の道沿いの駐車場

 

持ち物・装備:長靴、虫対策、手袋
もしあれば→竹を切る手鋸、チェンソー

 

ご飯、お茶は用意します(差し入れは歓迎)

 

参加できる方は

お名前、ご住所、電話番号を

kayayaneitonami@gmail.com

あてメールにてお知らせください。

 

20488195

 

 

 

 

2024年9月 9日 (月)

参加者募集! 秋の茅葺き応援団

10月5日(土) & 10月12日(土)

いずれも午前9時00分~午後4時頃 雨天時は翌日日曜日に順延

場所 桜川市真壁町桜井

 

茅葺きの倉庫の屋根を年内に補修予定の大関さん宅。

昨年、高エネルギー加速器研究機構で刈り取った茅を「茅ごしらえ」します。

誰にでもできる作業です。体験&お手伝いよろしくお願いいたします!

 

参加費無料(昼食、お茶はこちらで用意します)

※長袖長ズボンの作業できる服装と手袋をご用意ください。

 手袋の例

 

保険加入のため こちら より事前申込みをお願いします。

 

申込締切/各実施日の3日前水曜日まで ※期限後は保険加入できません。

 

アクセスマップ

 

※お問い合わせはEメールにてお願いします。

kayayaneitonami@gmail.com

 

●大関さんの茅葺き倉庫で今年5月に行った、親子茅ごしらえ体験の動画はこちらです。

 

 

▼「茅ごしらえ」はもともと家の人がするしごと。手を動かしながら、おしゃべりも一緒に進みます。

Kayagoshirae

 

2024年9月 8日 (日)

やさとの茅葺きの歴史&社会背景の変遷をテーマにした修士論文

 石岡市弓弦集落では、かつて約4haの茅場がありました。もともと集落が共有する入会地でしたが、大正9年には集落各家の代表者を社員とする社団法人を設立。所有する山林で立木や茅を育てて金銭による売買の形で社員に提供、余剰を他集落に販売し、利益は集落内の施設や教育、防災などに用いていました。
 これまで紹介されてこなかった、近代的な法人組織による茅場管理運営の例。明治大学修士課程の在籍した久保田泰世さんが昨年度に調査を行い、修士論文として発表されました。
 久保田さんはやさとの茅葺き民家「おばあちゃん家」に長期滞在して現地で多くの方に聞き取りし、当保存会の茅刈りにも参加しています。論文には保存会の活動についても紹介されています。
 久保田さんに許可をいただき、以下にダイジェストの冊子PDFを掲載します。「茅葺きの近現代史」として、茅場の法人運営だけでなく、茅葺き屋根を支えた現代にいたる社会環境の変遷までを追いかけた、興味深い考察となっています。ぜひご一読ください。

ダウンロード - e88c85e891bae3818de381aee8bf91e78fbee4bba3e58fb2.pdf

__01

__10

__20

__30

__33

__35

大学生が大集合! 夏の茅葺きギャザリング in 石岡 

茅葺きに関心を持つ学生が集まる2泊3日の合宿

「夏の茅葺きギャザリング in 石岡」が

9月4日(水)~6日(金)に開かれました。

ホスト校の地元・筑波大学のほか、東京と東北から3校、計20人が参加。

1・2日目は、2日前に足場かけを行った八郷地区内の茅葺き民家でのワークショップ。

3日目は「八郷・かや屋根みんなの広場」「大場ぶとう園」の茅葺き民家を訪ねました。

宿泊はいずれもやさと地区内にある茅葺き家屋の「筑波大学茅葺き研究拠点」「八郷・かや屋根みんなの広場」にて。

茅葺きにどっぷり浸かった3日間でした。

 

240908-1

▲ワークショップを前に会場の茅葺き民家の家主が2カ月にわたるという今回の補修の全体像を解説。

 

240908-2

▲茅束を結束するワラの準備。まずは、はかまを除く”わらすぐり”から。

 

240908-3

▲「屋根上で扱いやすいように、こんな形の束をつくってください」と職人の渡辺さんが”かやごしらえ”をレクチャー。

 

240908-4

▲屋根葺きに用いる縄の結びも方も習いました。「屋根だけでなくいろんな場面で使えますよ」

 

240908-6

▲葺き替え作業は今日がスタート。表面の古い茅を除きます。傷んでいない茅は束ね直して再利用します。

 

240908-5

▲傷んだ茅や、茅ごしらえで出たくず茅は、畑に運び、有機物マルチ(敷き草)として土を豊かにしてくれます。

 

240908-75

▲雨だれが落ちる軒の先、”水切り”の茅束を取り付けます。玄関の上なので完成後に眺めて分かりやすい位置。

240908-7

▲NPO法人:八郷・かや屋根みんなの広場では、代表で有機農業を営む山田さんから、活動の趣旨を伺いました。

240908-8

▲大場ぶどう園では、家主の大場さんに代々引き継いできた茅葺き民家と屋敷への愛着と継承への思いを語っていただきました。

みんなで足場かけました

昔ながらの足場かけワークショップは1日順延の9月2日に行いました。

暑さのなか朝から夕方まで丸1日、皆さんの力で、立派な足場が完成。

茅葺き屋根の南北2面&ぐし(棟)を補修する2カ月にわたる作業が

いよいよスタートします。

 

67644

30522

S__14401555

67640

2024年8月18日 (日)

9月1日 昔ながらの足場掛けワークショップ 参加者募集

木の長柄棒と番線を使った、茅葺き職人が昔から行ってきた足場掛けを、職人さんの指導のもと実地で体験して学びます。

○場所
石岡市真家757 新田家

○日時
9月1日(日)午前8時~午後4時

※遠方の方は無理のない時間にお越しいただいてかまいません。
    午前のみ、午後のみ参加希望の方は参加フォームの連絡事項欄にお書き添えください。

○参加費無料、やさと茅葺き屋根保存会にて傷害保険に加入します。

○昼食・お茶・お茶菓子は無料で用意します。

○服装 長袖長ズボン&首に手ぬぐい、手袋着用を推奨します。手袋の例

 ※作業用ヘルメットをお持ちの方はご持参ください。

○作業は時間めいっぱいではなく、暑さの具合を見て適宜休憩をとりながら無理なく進めます。

○雨天の場合は翌日に順延となります。順延の場合は当日朝6時までにメールにて連絡いたします。

○参加申込〆切
 保険加入の都合上、8月28日(水)までにお願いします

お申し込みは こちら

※グーグルアカウントをお持ちでない方は

Eメールにて、氏名、住所、電話番号 をご記載のうえご連絡ください。

○お問い合わせ
 申し込み後の変更やご質問などはEメールにてご連絡ください。
 kayayaneitonami@gmail.com

1_20240818082401

「やさと茅葺きみんなの広場」で行われた足場掛けのようす

2_20240818082401

完成した足場を使って屋根の補修を進めます。

 

Photo_20240818083101

新田家では足場掛けからの屋根補修に向けて、茅を束ね直して準備する作業が進んでいます。

2024年7月 1日 (月)

茅葺き応援団/ 真壁町報告 & 7月13日石岡市内民家で開催!

この夏の補修に向けて茅ごしらえを行った真壁町の市村邸。
6月30日は曇天&蒸し暑いなかでしたが作業は毎度のとおり雑談の花を咲かせながら和やかに進みました。
合計3日間で延べ実質25人の作業で仕上げた茅束は40駄(240束)ほど。
未処理はまだ残っていますが準備はひとまず完了しました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

 

7月13日(土)
茅葺き応援団 茅ごしらえ
参加者募集中!

 

市村邸に続き9月に補修を予定する
石岡市真家/新田邸の「茅ごしらえ」がスタートします。

暑い時期になってきたため午前8時頃より順次作業開始です。

参加費無料(昼食、お茶はこちらで用意します)


保険加入のため こちら より事前申込みをお願いします。


締切/7月11日(木)まで ※期限後は保険加入できません。

 

Img_8910
6月30日のようす。茅ごしらえは茅を屋根上で扱いやすいように束ねておく準備作業。もともと農家の手しごとで誰にでもできます。

 

Img_8918

きれいに束ね直しました。

 

Img_8916
真壁にはおいしいものがたくさん。本日の昼食は…

Img_8917

 

20220618_d8a0997

ここ数年は部分補修で雨漏りをしのいできた新田邸。秋の全面補修に向けて準備がスタートします。

«茅葺き応援団 日程追加しました!